2022年の全日本選手権も4日目を迎えました。4日目では、混合ダブルス、男女ジュニアの部で王者が決まりました。また、男女シングルス、ダブルスでもシード選手が出場し注目を集めました。
このページでは、2022年全日本選手権の4日目を振り返り、目立ったニュースや注目の試合などを紹介していきます。
下記で全日本選手権の組み合わせや見どころ、1日目から3日目を振り返っての内容も紹介しています。合わせて確認してみてください。
【2022年】卓球全日本選手権組み合わせを紹介！見どころも解説！
Contents
一般男女シングルススタート！4日目を振り返って注目の選手・試合を紹介
大会4日目となり、一般男女シングルスもスタートし2回戦まで進行しました。混合ダブルスや男女ジュニアは王者が決まり、男女シングルス、ダブルスはシード選手も出場を果たしました。ここからは、各種目注目の選手や試合を紹介していきます。
世界銀メダルペアが実力を出し切り王者に！混合ダブルス
4日目になり、全日本選手権最初の王者が混合ダブルスから生まれました。優勝したのは、張本智和選手・早田ひな選手ペア。世界選手権銀メダルを獲得し優勝候補筆頭だったペアがしっかりと勝ちきり優勝をものにしました。
準決勝では、世界ジュニア選手権で優勝した宇田幸矢選手・木原美悠選手ペアを3-1で破り、決勝戦では、過去に世界選手権で混合ダブルス優勝経験のある吉村真晴選手と鈴木李茄選手のペアを3-1で破り優勝を果たしました。
初戦から苦戦続きでしたが、その負けそうな試合をしっかり勝ちきり夕食するのは流石です。張本美和選手・田添健汰選手のペアは準決勝で敗戦したため兄妹対決はありませんでしたが張本智和選手、早田ひな選手は双方初めての混合ダブルスチャンピオンになり素晴らしい結果を残しました。
張本智和とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
早田ひなとは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
宇田幸矢とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
木原美悠とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
田添健汰とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
張本美和とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
吉村真晴とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
シード選手が出場し注目のカードが並ぶ！一般男子シングルス
4日目となり、ついにシード選手が姿を表しました。殆どの試合でシード選手が勝利しており、シード選手の実力の高さが改めて伺えます。特に注目度の高かった試合を紹介していきます。
高い実力を持つ選手同士の試合となったのが、丹羽孝希選手対篠塚大登選手です。どちらもサウスポーで天才肌、そしてポーカーフェイスと共通点の多い選手同士の試合です。
東京五輪代表の丹羽孝希選手にアジア選手権日本代表の篠塚大登選手がどう向かっていくかが注目の試合でしたが、結果は4-2と丹羽孝希選手がしっかり勝ち切りました。期待の若手選手に簡単には負けないのは流石です。男子シングルスの5日目は、ランク決定戦で選手達が非常な熱い試合を見せてくれる事でしょう。
丹羽孝希とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
篠塚大登とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
実力者が順当に勝ち上がる！女子シングルス
女子シングルスも4日目となりシード選手が続々と出場を果たしました。やはり注目は、昨年ベスト4に入った石川佳純選手、伊藤美誠選手、早田ひな選手、木原美悠選手です。
上記の4選手は、セットを奪われたり等苦戦を強いられましたがいずれも最後はしっかり勝ち切っています。これだけ成績を残していると相手に向かってこられるため苦しい試合を強いられましたがその中でもしっかりと勝利するのは流石です。
また、他にも世界選手権の代表である、平野美宇選手や芝田沙季選手、他にも実力者が順当に勝ち上がっています。5日目以降でこの実力者達がどう試合を展開していくか注目です。
芝田沙季とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
世界選手権銅メダルペアが順当に勝ち上がる！男子ダブルス
男子ダブルスも各シードのペアが出場を果たしました。男子ダブルスの大本命は世界選手権代表の張本智和選手・森薗政崇選手ペアと宇田幸矢選手・戸上隼輔選手ペアです。
そんな、宇田幸矢選手・戸上隼輔選手ペアですが、初戦の相手はTリーガーとしても活躍する及川瑞基選手・町飛鳥選手ペアです。巧みな技術を持ったペアが初戦の相手となりましたが得意な攻撃的なプレーを生かし見事勝利を果たしました。
男子ダブルスは、他にも実業団ペアや大学生ペアが多数残っており、そういった選手達の繊細な技術や技にも注目が集まります。是非楽しみにしておきましょう。
森薗政崇とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
戸上隼輔とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
及川瑞基とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
実力者同士の戦いが楽しみ！女子ダブルス
女子ダブルスもシードとなっているペアが多数出場しました。この中で注目はやはり伊藤美誠選手・早田ひな選手のペアです。世界選手権でも2大会連続で銀メダルを獲得しており実力は非常に高いです。
ただ、女子ダブルスは実績のあるペアが多く、他にも世界選手権代表の石川佳純選手・平野美宇選手ペア、カットマンの佐藤瞳選手・橋本帆乃香選手ペア、2大会決勝進出を果たしている芝田沙季選手・大藤沙月選手ペア、世界ジュニア優勝の木原美悠選手・長崎美柚選手ペアがいます。
上記で挙げた選手達はいずれもしっかりと勝ち上がっているのでこの後それぞれ更に活躍してくれる事でしょう。近年の女子は中国の次に来る強豪国なのでそれぞれどのように活躍するか注目です。
橋本帆乃香とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
大藤沙月とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
長﨑美柚とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
強敵を破り2度目の優勝を果たす！男子ジュニア
男子ジュニアも4日目となりついに王者が誕生しました。今年のジュニア優勝者は吉山僚一選手で2年ぶり2回目の優勝です。決勝はこれまた2年前と同じ松島輝空選手です。
今大会では、主導権を握り3-0で吉山僚一選手が勝利し2度目のジュニアチャンピオンとなりました。吉山僚一選手はベスト8決定で弟の吉山和希選手、準決勝で同期の鈴木颯選手を倒す等、同士討ちを制し最終的に優勝を果たしました。
一方の決勝で戦った松島輝空選手も中学生ながら2度目のファイナリストになったのは流石と言えます。決勝で戦った両者はどちらもまだ一般で勝ち残っているのでこの後の活躍にも期待です。
松島輝空とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】
なんと、オールストレート優勝！女子ジュニア
今回、女子ジュニアの優勝者が決まりましたが、今年の全日本選手権女子ジュニアの部は木原美悠選手の独壇場とも言える結果でした。木原美悠選手が見事優勝を果たしましたが、なんと、全て3-0のストレート勝ちで優勝しました。
決勝は、Tリーグの同じチームでプレーする、木原美悠選手と張本美和選手の対戦です。張本美和選手も中学1年生ながら強敵を次々と破り決勝進出を果たしましたが、木原美悠選手には及ばず、ストレートで敗れています。
ここまで圧倒的な強さを魅せた木原美悠選手ですが、意外にも初優勝です。これまでは高い実力を持ちながら敗戦を繰り返しており、悲願の初優勝と言えるでしょう。実力はある選手でシニアでの活躍も期待できるので楽しみです。
まとめ：2022年全日本選手権4日目
いかがでしたでしょうか。2022年全日本選手権4日目を振り返ってニュースや注目の試合などを紹介してきました。2022年全日本選手権の4日目は混合ダブルス、男女ジュニアの部で王者が決まり、男女シングルス、ダブルスではシード選手も多数出場しました。
最後に一言だけ付け加えると、4日目で様々な選手の活躍が見えましたが、日にちで言うと丁度折り返し地点です。これから更にレベルが高く熱い試合が展開されていくのでその試合も楽しみにしましょう。
