松島輝空選手は、サウスポーの卓球選手で小学生時代は、男子史上二人目の全日本選手権の小学生の部を6連覇しました。現在は、木下マイスター東京の一員としてTリーグに参戦しており将来性豊かな選手です。
そんな松島輝空選手とはどんな人物か、他にもプロフィールや世界ランキング、使用用具、プレーの特徴などを紹介していきます。
松島輝空とは
松島輝空とは、小学生時代は同世代に一切負ける事なく男子史上二人目の全日本選手権小学生の部を6連覇した選手です。現在は、木下マイスター東京の一員としてTリーグにも参戦しています。
- 小学生時代は同学年に一切負けなし!史上二人目の各カテゴリータイトル制覇!
- 1人じゃない!父と共に五輪金メダルを目指す!
- 小学生にして全日本ジュニア準優勝!すでにトップレベルの実力
- すごい、史上最年少でTリーグ参戦!信じられない事に、出場するだけではなく初勝利を掲げる!
小学生時代は同学年に一切負けなし!史上二人目の各カテゴリータイトル制覇!
そうです、松島輝空選手といえば、同世代に対しては圧倒的な強さを誇る存在であり、小学生になってからは殆ど全く同世代に負けた事はありません。
全日本選手権のバンビ、カブ、ホープスの3階級を全て6年連続で優勝しており、この記録は男子では張本智和選手以来の史上2人目の記録です。
松島輝空選手は、身長が小さく決して恵まれた体格ではありませんが小学生ながら平日5時間、休日は10時間と他を圧倒する程の練習量をこなす事で勝利していました。
1人じゃない!父と共に五輪金メダルを目指す!
松島輝空選手は、1人でここまで成長してきたわけではありません。成長の陰には父である卓司さんの指導によるサポートがありました。
メディアでも取り上げられる事がありましたが松島輝空選手に対して卓司さんの指導はとても厳しく普通の小学生なら耐えられないものかもしれません。
ですが、五輪での金メダルを目指す松島輝空選手も苦しみながらも受け入れ乗り越えてきました。
また、小学生時代は中国コーチの孫雪コーチも付き厳しい練習に励んでいました。現在、孫雪コーチは張本美和選手のコーチとして活躍しています。
いつも松島輝空選手のベンチには卓司さんが入り人一倍声を出して松島輝空選手を応援しています。今後も親子揃って成長していく姿が楽しみでもあります。
小学生にして全日本ジュニア準優勝!すでにトップレベルの実力
信じられないですが、松島輝空選手は、小学6年生にして全日本選手権ジュニアの部で準優勝という実績を残しています。
更に、世界選手権の選考会では小学生にして及川瑞基選手や上田仁選手など日本のトップ選手にも勝利した実績を持ちます。
身体がまだ幼いですが、技術は既に大人顔負けのレベルで活躍を始めています。
2021年の全日本選手権のジュニアの部では惜しくも敗れベスト8で終わってしまいましたが優勝できうる力は持っているので次の大会に注目です。
すごい、史上最年少でTリーグ参戦!信じられない事に、出場するだけではなく初勝利を掲げる!
すごい事に、松島輝空選手は中学1年生にして国内のプロリーグであるTリーグに参戦しています。チームは1st、2ndと共に日本一に輝いた木下マイスター東京に所属しています。
Tリーグはトップ選手の中でも選りすぐりの選手達が揃う中、最年少で出場を果たしました。
信じらないない事に、松島輝空選手は出場するだけではなく田添健汰選手とのペアリングで初勝利も掲げています。当然最年少記録であり当分は破られる事のない記録となるでしょう。
松島輝空 プロフィール
プロフィール
戦型 | 左シェーク裏裏ドライブ型 |
年齢 | 14歳 |
生年月日 | 2007年4月29日 |
身長 | 155cm |
体重 | 47kg |
エピソード
- 小学生時代から同世代に負け無し!男子史上2人目の3階級6連覇!
- すごい、Tリーグに参戦し初勝利!エリートアカデミーで力を磨き五輪を目指す
小学生時代から同世代に負け無し!男子史上2人目の3階級6連覇!
松島輝空選手は、京都府で4人兄弟の長男として生まれ元実業団の両親からの指導で練習を重ねてきました。
クラブは田阪卓研で主に指導は父親の卓司さんが行っていました。平日は5時間、休日は10時間で365日練習漬けの小学生では考えられない練習量をこなしてきた結果同世代には負け無しで全日本選手権の小学生の部3階級を6連覇しました。
その実力は同学年の選手に対してだけではなく、6年生の時には全日本選手権カデット13歳以下の部で優勝し中学生に混ざりながら全国タイトルを獲得しています。
更には小学6年生で迎えた全日本選手権ジュニアの部では強豪の高校生達を破り準優勝に輝いています。小学6年生で全日本選手権ジュニアの部準優勝は史上最年少記録です。
小学生ながら世界選手権の選考会にも出場し、及川瑞基選手や上田仁選手などシニアのトップでも活躍する選手に勝利した実績を持ちます。
すごい、Tリーグに参戦し初勝利!エリートアカデミーで力を磨き五輪を目指す
松島輝空選手は小学校を卒業するとエリートアカデミーに入校します。丁度、中学生になったタイミングでコロナが流行したため活躍の場は減ってしまいましたが着実に力をつけています。
13歳にして国内プロリーグであるTリーグに、ダブルスで最年少出場し、なんと、信じられないですが田添健汰選手とのペアリングで初勝利も掲げました。
優勝を狙った全日本選手権ジュニアの部では惜しくも敗れてしまいましたが、伸び代がとてもある選手なので今後の活躍にも期待が集まります。
世界ランキング及び成績
世界ランキング
U15世界ランキング4位(5月24日時点)
成績
2014年 | 全日本選手権 | バンビの部優勝 |
2015年 | 全日本選手権 | バンビの部優勝 |
2016年 | 全日本選手権 | カブの部優勝 |
2017年 | 全日本選手権 | カブの部優勝 |
2018年 | 全日本選手権 | ホープスの部優勝 カデット13歳以下の部優勝 |
2019年 | 全日本選手権 | ホープスの部優勝 |
東アジアホープス卓球大会 | シングルス優勝 | |
チェコジュニア&カデットオープン | U15シングルス優勝 | |
スウェーデンジュニア&カデットオープン | U15シングルス準優勝 | |
香港ジュニア&カデットオープン | U15シングルス準優勝 | |
2020年 | 全日本選手権 | ジュニアの部準優勝 |
使用用具
ラケット:特注(木材合板)
商品情報はありません。
ラバー(表面):ディグニクス09c
ラバー(裏面):ディグニクス80
SNS
松島輝空 プレーの特徴
松島輝空選手のプレーは、安定感抜群なバックハンドと大人顔負けの巧なコースの打ち分けが特徴的です。その松島輝空選手のプレーの中でも特に光ったプレーを紹介していきます。
- 既に技術力はトップクラス!?安定感抜群のバックハンド
- 小柄でも威力があるのが持ち味!大人顔負けのフォアドライブ!
- 同世代に負けない理由はこれ!練習量で培った台上技術
既に技術力はトップクラス!?安定感抜群のバックハンド
そうです、松島輝空選手の一番の特徴と言えば安定感抜群のバックハンドです。
攻撃と守備は勿論、ドライブとミートを使い分ける事ができるため相手はリズムを合わせる事ができずミスしてしまいます。
また、サウスポーを生かしたコースの打ち分けも得意としており、まだ子供だとは決して思えないような巧みさも見せます。技術力は既にトップクラスなので身体が成長したら更に楽しみです。
小柄でも威力があるのが持ち味!大人顔負けのフォアドライブ!
松島輝空選手は、同学年の選手と比べてもやや小柄ですが、フォアドライブの威力は体格以上のものがありトップ選手にも通用する技術力があります。
全身を使っており、スピードがあるのは勿論、しっかりとバックスイングを取るため相手からするとコースが分かりにくくなります。
小柄ですが、こうして威力とコースの分かりにくさを使い分ける事で有効打にしています。更にフットワークも良いので打点も速いです。威力以外も非常に考慮されたフォアハンドです。
同世代に負けない理由はこれ!練習量で培った台上技術
松島輝空選手は、小学生時代競る事はあっても同世代の選手に負けた事はありませんでした。その負けなかった最大の要因は台上技術です。
通常の小学生は、背が低いため台上技術が不十分で相手に崩されてしまう事が一般的です。ですが、松島輝空選手の場合、豊富な練習量によってしっかり動き体格をカバーしています。
松島輝空選手は、台上技術など突出して良いレシーブはありませんがどの技術も精度が高くひたすら反復練習によって身につけたものだとよくわかります。
努力してきた事がよく分かる部分なので、試合を観る際は参考にしてみましょう。
まとめ:松島輝空
いかがでしたでしょうか。松島輝空選手について紹介してきました。松島輝空とはこんな人物です。
- 小学生時代は同学年に一切負けなし!史上二人目の各カテゴリータイトル制覇!
- 1人じゃない!父と共に五輪金メダルを目指す!
- 小学生にして全日本ジュニア準優勝!すでにトップレベルの実力
- すごい、史上最年少でTリーグ参戦!信じられない事に、出場するだけではなく初勝利を掲げる!
また、松島輝空選手のプレーの特徴はこちらです。
- 既に技術力はトップクラス!?安定感抜群のバックハンド
- 小柄でも威力があるのが持ち味!大人顔負けのフォアドライブ!
- 同世代に負けない理由はこれ!練習量で培った台上技術
最後に一言だけ付け加えると、松島輝空選手は歴代の卓球選手の中でも随一の活躍を見せているので「張本2世」と呼ばれる事も多いです。
ですが、今後の成長によっては張本智和選手さえ抜く可能性がある選手なので今後の成長を楽しみにしましょう。