【試合動画解説】篠塚大登VS及川瑞基を紹介《アジア選手権選考会》

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今回のテーマは、トップレベルの戦術についてです。よく考えて試合をしなければならないと言われますよね。ですが、それは難しいもの。今回は、戦術が光った試合として挙げています。

このページでは、2021年に行われたアジア選手権選考会での篠塚大登選手vs及川瑞基選手の対戦を通して両選手のプレーや戦術の見どころを紹介していきます。

試合を見る前に!篠塚大登、及川瑞基両選手の特徴を紹介

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今試合を見ようと思ったあなた。少し待って下さい。篠塚大登選手、及川瑞基選手どちらも非常に強力な技を持っています。ここからは、両選手のプレーの特徴を紹介していきます。特徴を踏まえた上で試合がどのように展開されるか見ていきましょう。

大人顔負けの戦術とチキータからの両ハンドが特徴!篠塚大登のプレーの特徴

まず、篠塚大登選手のプレーの特徴は、チキータからの両ハンド攻撃です。特にチキータは鋭く水谷隼選手も過去に林昀儒選手に似ていると太鼓判を押しています。

また大人顔負けの戦術とポーカーフェイスも武器となっており、既にシニアでも戦える実力を持った選手と言えるでしょう。自身から攻めるだけではなく、相手に攻めさせることのできる大人な戦い方ができるのが魅力です。

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後の先を取る、守備のバランスの良さが持ち味!及川瑞基選手のプレーの特徴

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及川瑞基選手の卓球を一言で言うと負けにくい卓球スタイルです。及川瑞基選手は全体的な技術バランスが良く、近年ではプレー領域が前陣、中陣、後陣と広くなっており特に守備力の高さに磨きがかかっています。

守備力が高い事から後の先を取れるのが及川瑞基選手の魅力的な部分です。先手を取る事に凌ぎを削り合う現代の卓球界の中で非常に珍しいタイプです。Tリーグ等でも敗戦数が少なく、勝利するのが難しい選手と言えるでしょう。

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【試合動画】篠塚大登VS及川瑞基《アジア選手権選考会》

参照:https://www.youtube.com/watch?v=8pi8UpwiAgg

今回試合動画として紹介させて頂くのは、2021年に行われたアジア選手権の選考会です。決勝トーナメントの1回戦で勝利者はアジア選手権の代表に一気に近づくため両者是が非でも勝利したい試合と言えるでしょう。

また、両者とも攻守のバランスが取れた選手なので、お互い予測を外し合い戦術勝負になる事が予想されるでしょう。篠塚大登選手の方がチキータ等得意パターンがあるので及川瑞基選手がどのように攻略するのか注目の試合です。

ここに注目せよ!試合を見終わって、試合の見どころはこちら!

試合を見終わってみていかがでしたでしょうか。前評判を覆し、篠塚大登選手が3-1で及川瑞基選手に勝利しました。この試合では、お互い戦術の駆け引きがよく現れた試合となりました。ここからは、より詳しく試合の見どころを紹介していきます。

あなたの感想は?試合全体を通しての感想はこちら!

試合を終わってみて、あなたの感想はいかがでしたでしょうか。ここからは、試合を通しての感想を紹介していきます。

戦術の基本に!ハイレベルな戦術の駆け引きが現れた試合!

そうです、今回の篠塚大登選手vs及川瑞基選手の試合は戦術の駆け引きが存分に現れた試合だったと言えるでしょう。その戦術で一歩上回った篠塚大登選手が勝利に繋げました。筆者の私が感じた戦術の動きを紹介していきます。

この試合の注目ポイントは、及川瑞基選手が篠塚大登選手のチキータを如何にして封じるかでした。特に勝敗を分けた最大の要因は1ゲーム目を篠塚大登選手がとった事でしょう。

試合の序盤、及川瑞基選手は、バック側へのショートサーブ、ロングサーブ、フォア側へのハーフロングサーブなどを駆使して篠塚大登選手のチキータを上手く封じていました。ですが、篠塚大登選手は無理に得意のチキータをせず及川瑞基選手相手に打たせる選択をして対応しています。

篠塚大登選手は、あえて得意なプレーを残しておいた状況で1ゲーム目を取れたので、心に余裕を持った状態で試合を展開していく事ができたのです。そして、4セット目になると勝負をかけるためにチキータを選択。正に高校生とは思えない戦術で勝利を手にしたのです。

両者の上手さに注目!細かい技術の応酬が光った試合!

この試合は、戦術の駆け引きが存分に展開された試合でしたが、その戦術の駆け引きを生んだのは両者の細かい技術が光っていたためです。

武器を一つしか持っていない選手は戦術の駆け引きは到底する事ができません。篠塚大登選手の場合は、チキータを得意としていますがこの試合ではストップやツッツキの精度も高く及川瑞基選手を翻弄していました。

また、及川瑞基選手も篠塚大登選手にチキータさせないようにするサーブの組み立ては非常に上手かったです。特に1ゲーム目の9-9の場面で篠塚大登選手が勝負をかけチキータしてくると予想してロングサーブを出したのには脱帽しました。このように両者の細かい工夫の積み重ねが光った試合でもありました。

ここがすごい!篠塚大登、及川瑞基、両選手の光ったプレー、戦術はこちら

戦術をメインに紹介してきましたが、技術的にも両者光ったプレーがありました。ここからは、篠塚大登選手、及川瑞基選手、両者の光ったプレーを紹介していきます。

相手の逆を突くツッツキレシーブ!篠塚大登選手の光ったプレーはこちら!

そうです、まず篠塚大登選手の光ったプレーはツッツキレシーブです。試合の序盤、及川瑞基選手は上回転サーブを出してチキータを狙い打つ作戦を行う事も頭にあった筈ですが、篠塚大登選手があえてツッツキレシーブをした事で思うように主導権を握る事ができませんでした。

篠塚大登選手のツッツキには工夫が入っており、必ず逆モーションで少し相手の逆を突く動きが入っています。また、少し流す要素が入っており右利きの選手にとっては遠ざかるようなツッツキとなっています。

チキータを得意とする選手は基本的に自身から攻めたい選手です。ですが、そこをあえて先に攻めさせる事ができる篠塚大登選手のプレーを支えているのがこのツッツキレシーブと言えるでしょう。

後の先を取るバックハンド!及川瑞基選手の光ったプレーはこちら

及川瑞基選手の試合全体を通して、光っていたのはやはり後の先をとるプレーです。特に光っていたのはバックハンドを使ったカウンタープレーです。相手の選手に攻めさせた球の回転を利用して打ち得点する技術はさすがと言えるでしょう。

また、先に攻めさせる前の球にも技術力を感じる内容となっていました。基本的に及川瑞基選手が相手に攻めさせる時はハーフロングの台上からギリギリ出る球を使って相手にフルスイングさせない工夫があります。

守備が上手い選手と聞くと、単にブロックが上手い選手とイメージするかもしれないですが、実は違います。ブロックが上手いのは勿論ですが、打たせる際にコースを限定させたり、強打させない工夫が詰まっているのです。守備的な卓球をしてる方は参考にしてみましょう。

まとめ:篠塚大登(リンガオユエン)VS及川瑞基(ファンジェンドン)試合動画

いかがでしたでしょうか。2017年のアジアカップにおける篠塚大登選手vs及川瑞基選手の試合について紹介してきました。結果は戦術の駆け引きで一歩上回った篠塚大登選手が3-1で及川瑞基選手を破りました。

最後に一言だけ付け加えると、チキータ等先手を取る技術がある事で、現代では以前より更に戦術の駆け引きが生まれています。現代卓球で勝つためには戦術面の強さが必須とも言えるので試合を参考にして学びましょう。

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