林昀儒(リンインジュ)とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】

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参照:https://www.ittf.com/

林昀儒(リンインジュ)選手は、台湾の期待の新星の一人で近年大きく力をつけている選手です。卓球センスに富んだ選手で、T2ダイヤモンドマレーシアで優勝した事で世界中で大きく注目を集めました。

そんな林昀儒選手とはどんな人物か、他にもプロフィールや世界ランキング、使用用具、プレーの特徴などを紹介していきます。

林昀儒(リンインジュ)とは

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林昀儒とは、台湾代表選手の一人で幼い頃から活躍していた事から神童と称されています。T2ダイヤモンドで世界TOP10の選手を複数破り優勝した事から一気に注目を集めました。和名だと「リンインジュ」、英語だと「Lin Yun ju」と表記されます。

  • すごい、T2ダイヤモンド優勝!張本智和選手とほぼ同世代、台湾の神童!
  • 信じられない!長身の体格、卓球センス全てを持ち合わせた天才選手!
  • びっくり!イケメン選手としても話題に!優美な顔立ちから人気に!

すごい、T2ダイヤモンド優勝!張本智和選手とほぼ同世代、台湾の神童!

そうです、林昀儒選手は、台湾の次代を担う選手でとても高い実力を持っている事から神童とも称されています。日本のエース張本智和選手とは、ほぼ同世代でやがて二人が世界を背負って活躍するようになるでしょう

林昀儒選手が世界中で注目されたのは2019年のT2ダイヤモンドです。若干17歳にして水谷隼選手、黄鎮廷選手(香港)、馬龍選手(中国)、樊振東(中国)等世界の名だたる強豪を連覇し優勝しました。

元々、その卓球センスには定評がありましたが、予想以上の成長速度に世界中が驚きました。既に世界ランキングTOP10入りしておりTOP5も夢ではない素質を持っています。

信じられない!長身の体格、卓球センス全てを持ち合わせた天才選手!

林昀儒選手は、早く活躍できた要因は恵まれた体格があるためです。174cmと10代では非常に大きい体格をしており、既にトップ選手との戦いでも押し負ける事がないフィジカルがあります

また、何と言っても卓球センスは世界中でも随一のものがあり、ボールへの力の伝え方が抜群に上手く、その上基本的に苦手とする技術がありません。

戦術転換の早さを支える頭脳もあり、正に卓球に必要な全ての要素を高いレベルで持ち合わせた選手です。

びっくり!イケメン選手としても話題に!優美な顔立ちから人気に!

ここだけの話、林昀儒選手は、イケメン選手としても話題になっています。特にどこか幼さがある顔立ちから女性人気も高い選手です

実は、Tリーグでは、1stシーズン、2ndシーズンと岡山リベッツでプレーもしており日本の卓球ファンからもとても人気があります。

卓球センス満載のカッコいい卓球に加え、少しシャイなのかクールな一面もあるため幅広いファンがいます。また、今後も日本でプレーする可能性もある選手なので注目です。

林昀儒(リンインジュ) プロフィール

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戦型左シェーク裏裏ドライブ型
年齢19歳
生年月日2001年8月17日
身長174cm

エピソード

  • 幼い頃から神童として注目を集める!なんと、14歳でナショナルチーム入り!
  • 16歳にして台湾の主力として戦う!Tリーグにも参戦しポテンシャルの高さを知らしめる
  • ジャパンオープンで一気に大ブレイク!その後T2ダイヤモンドで優勝しトップの仲間入り

幼い頃から神童として注目を集める!なんと、14歳でナショナルチーム入り!

林昀儒:9歳(小学校3年生)の時に、父が勤務している大学でサマーキャンプがあり、夏休みで特にやることがなかったので参加しました。そこで、いくつかあった選択肢の中から卓球とバドミントンのコースを選んだのが卓球との出会いです。

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林昀儒選手が卓球を始めたのは以外にも少し遅めで、現在若くして活躍する殆どの選手が2歳や3歳から始めているのに対して9歳からです

幼い頃は身体も小さかったようで他の球技に取り組むも中々成績を残す事ができなかったそうです。

それでも、初めてみると幼い頃から神童として話題を集め小学生の終わりになると中国人コーチをつけて更に本格的に卓球の練習に励んでいます。

14歳になる頃には台湾のナショナルチームにも選抜され将来を期待される程の活躍をしています。

16歳にして台湾の主力として戦う!Tリーグにも参戦しポテンシャルの高さを知らしめる

その後も林昀儒選手は、順調に成長を重ねていき2017年には16歳にして台湾代表として世界選手権に出場しています。若いながらも3番手として活躍しています

その後は、2018年にTリーグが開幕した事もあり、岡山リベッツに加わり1stシーズン、2ndシーズンで日本でプレーして居ます。当時はまだ世界ランキングも低かったですが、張本智和選手などに勝利しており当時からポテンシャルの高さを見せていました。

ジャパンオープンで一気に大ブレイク!その後T2ダイヤモンドで優勝しトップの仲間入り

2019年になると林昀儒選手は大きくブレイクする事になります。元々技術力には定評がありましたが、柔軟な戦術転換もできるようになり一気に活躍さるようになります

ジャパンオープンでは、林高遠選手(中国)、カルデラノ選手(ブラジル)、孫聞選手(中国)など世界トップ級の選手を連覇し一気に決勝まで進出し一皮剥けた姿を見せました。

合間で行われたTリーグの2ndシーズンでは、1stシーズンとは別人になったかのような強さを発揮し日本の卓球ファンを多いに驚かせました。

また、この活躍だけで終わらないところが林昀儒選手のすごいところで、同じく2019年に行われたT2ダイヤモンドマレーシア大会では、水谷隼選手、黄鎮廷選手(香港)、馬龍選手(中国)、樊振東(中国)等実力者を破り優勝しています。

2020年になってからは大会も少なく、活躍の機会は少ないですが、間違いなくトップ級の実力を持ち近年では、安定感も加わってきています。今後も日本のライバルとして立ちはだかる選手となるでしょう。

世界ランキング及び成績

世界ランキング

世界ランキング6位(6月6日時点)

成績

2018年ハンガリーオープンU21シングルス優勝
香港オープンU21シングルス優勝
ブルガリアオープンU21シングルス優勝
2019年中国オープン混合ダブルス優勝(鄭怡静ペア)
香港オープン混合ダブルス優勝(鄭怡静ペア)
ジャパンオープンシングルス準優勝
オマーンオープンシングルス優勝
チェコオープンシングルス優勝
ワールドカップシングルス優勝
グランドファイナル混合ダブルス準優勝(鄭怡静ペア)

使用用具

ラケット:張継科 SUPER ZLC

ラバー(表面・裏面):ディグニクス05

林昀儒 プレーの特徴

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林昀儒選手のプレーは、柔らかいプレーからは想像できない程のスピードがある両ハンド攻撃が特徴的です。その林昀儒選手のプレーの中でも光ったプレーを紹介していきます。林昀儒選手の試合動画解説も別のページで紹介していますのでそちらもよければご確認ください。

【試合動画解説】許听VS林昀儒を紹介《T2ダイヤモンド》

  • 柔らかいフォームからは想像できない!スピードの速い両ハンド攻撃!
  • 活躍の要因はこれ!安定感、威力共に世界トップ級のチキータ
  • 攻撃だけじゃない!逆を突かれてしまう世界トップ級のサーブ

柔らかいフォームからは想像できない!スピードの速い両ハンド攻撃!

林昀儒選手のプレーは非常に柔らかくまるで力が入っていないかのようなスイングですが、球自体はとても速いです

相手選手からすると軽いスイングから予想以上の球が飛んでくるのでノータッチエースされるシーンもあります。

この予想以上の球を出す秘密は、打点の早さです。基本は下半身で打球するというよりは上半身の腹筋と腕を使い打球しています。打点が他の選手より一歩速いため球のスピード自体も速く感じるのです。

活躍の要因はこれ!安定感、威力共に世界トップ級のチキータ

近年、林昀儒選手が目まぐるしい活躍を収めていますが、その要因はチキータです。

林昀儒選手は基本的に殆ど全てのレシーブをチキータで狙っており、かなり速いタイミングで足を入れています。そのため、ショートサーブに対してはかなり攻撃的なチキータをしています。

更に、これだけは忘れないで欲しいのですが、林昀儒選手のチキータはただ速いだけではありません。流れが悪い時は横回転の多めなチキータも混ぜる事ができ流れを変えることもできます

チキータだけで多彩さを繰り出される事で活躍に繋がっています。

攻撃だけじゃない!逆を突かれてしまう世界トップ級のサーブ

実は、林昀儒選手は現代の卓球界で世界TOP5に入る程のサーブの名手です。林昀儒選手のサーブは一見シンプルそうに見えますが非常に回転量も多く、何より寸前までサーブの長さが分かりにくいです

そのため、林昀儒選手がロングサーブを出す時は殆どエース、若しくはチャンスボールがくる形となりショートサーブにおいても良いレシーブをされる事が殆どありません。

一言付け加えると、そのサーブの秘密は第一バウンドにあります。林昀儒選手のサーブは第一バウンドが非常に手前でショートとロングの違いが殆どありません。

大抵の選手はショートサーブの方がネット寄りにバウンドしてしまうのでバレてしまいますが、林昀儒選手のサーブは絶妙にコントロールされているため有効なサーブとなるのです。

まとめ:林昀儒(リンインジュ)

いかがでしたでしょうか。林昀儒選手について紹介してきました。林昀儒とはこんな人物です。

  • すごい、T2ダイヤモンド優勝!張本智和選手とほぼ同世代、台湾の神童!
  • 信じられない!長身の体格、卓球センス全てを持ち合わせた天才選手!
  • びっくり!イケメン選手としても話題に!優美な顔立ちから人気に!

また、林昀儒選手のプレーの特徴はこちらです。

  • 柔らかいフォームからは想像できない!スピードの速い両ハンド攻撃!
  • 活躍の要因はこれ!安定感、威力共に世界トップ級のチキータ
  • 攻撃だけじゃない!逆を突かれてしまう世界トップ級のサーブ

最後に一言だけ付け加えると、林昀儒選手は既に世界のトップで活躍していますが、まだ10代と若く伸び代がまだまだある選手です。将来的には、トップ5も夢ではないので活躍が期待されます。

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