大島祐哉とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】

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参照:https://www.ittf.com

エリートが集う卓球界のトップ選手の中で、唯一無名から一気に駆け上がった選手が大島祐哉選手です。大学4年間で一気に日本のトップに仲間入りし世界で戦う選手に成長しました。今ではベテランの域に差し掛かり日本の卓球界を支えています。

そんな大島祐哉選手選手とはどんな人物か、他にもプロフィールや世界ランキング、使用用具、プレーの特徴などを紹介していきます。

大島祐哉とは

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大島祐哉とは、卓球界では異例の選手で無名な幼少期から努力と身体能力で一気に日本のトップまで駆け上がった選手です。そんな大島祐哉選手とはどんな人物か詳しく紹介していきます。

  • 身体能力がピカイチ!日本一速いドライブを放つ選手
  • ダブルスでも活躍!世界選手権ダブルスファイナリスト
  • プレーだけじゃない!卓球界屈指のイケメンプレーヤー

身体能力がピカイチ!日本一速いドライブを放つ選手

そうです、大島祐哉選手と言えば日本人離れした身体能力から放たれるフォアドライブを武器として戦う卓球選手です

信じられないですが、中学生の時の走り幅跳びの記録は6m50cmと当時の京都府記録を出す程に身体能力が高いです。

その身体能力から放たれるドライブは日本一速いとも言われ恐ろしいスピードを誇っています。

リオ五輪、東京五輪は代表落選してしまいましたが次のオリンピックを狙う期待の選手です。

ダブルスでも活躍!世界選手権ダブルスファイナリスト

これだけは忘れないで欲しいのですが、大島祐哉選手はシングルスは勿論、ダブルスの名手でもあります

すごい事に、森薗政崇選手とのペアでは世界選手権デュッセルドルフ大会で銀メダルに輝き、過去にダブルスの世界ランキング1位にもなっています。

大島祐哉選手はストップ技術に長けており、繊細さと一発の威力を持ち合わせたスタイルはダブルスでも大きく力を発揮します。

また、ペアも水谷隼選手と組んだり、森薗政崇選手と組んだりと様々なペアに対応できる数少ない選手です。

プレーだけじゃない!卓球界屈指のイケメンプレーヤー

ここだけの話、大島祐哉選手はプレーだけではなくその容姿からも高い人気を誇っています

男らしい顔つきから海外からの人気もあり、プレーと相まって注目を集めています。

また、過去のInstagramでは、お洒落なファッションも着こなし大きく話題を集めました。プロになってから直ぐに結婚され、現在は子供もいるそうです。

今後活躍したらまたメディアでも話題になるであろう選手なので今のうちに目をつけておくと良いかもしれないですね。

大島祐哉 プロフィール

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プロフィール

戦型右シェーク裏裏ドライブ型
年齢27歳
生年月日1994年3月5日
身長169cm
体重64kg

エピソード

身体能力の高さから地方では活躍するも全国的には無名だった高校時代

大島祐哉選手は京都府綾部市にて生まれ、小学2年生の頃から卓球を始めました。

しかし、小学校、中学校時代は無名選手で全国大会に出場するも勝ち上がる事がない選手でした。

ですが、京都府の名門東山高校に進学してから段々と活躍の機会を増やし地方ではかなり力のある選手へ育っていきました

しかし、それでも全国の舞台で目立った活躍は無く、インターハイではシングルスベスト32と日本代表クラスまで駆け上がるとは当時誰も思ってはいませんでした。

ここだけの話、素質自体は当時からあり、全日本選手権ジュニアの部では当時世界で活躍を始めていた丹羽孝希選手をゲームオールに追い詰めるなどの活躍をしています。

世界選手権代表選出から一気に大ブレイク!リオ五輪代表候補まで駆け上がる!

高校時代には中々目立った成績を残す事ができなかった大島祐哉選手ですが、早稲田大学に進学し大きく卓球人生が変わっていく事になります。

現在、早田ひな選手のコーチをしている石田大輔さんの指導を得た事に加え、とてつもない努力で大きくレベルアップをしていきます。

学生リーグでは関東の波いる強豪を倒し、更には1年生にして全日本大学選手権個人の部で3位入賞を果たし頭角を現します。正にごぼう抜きと言える程格上選手を追い抜いていきました。

その後も着実にレベルアップしていき大学生の間では、最早大島祐哉選手は無視できない存在になっていきました。力を認められ海外のプロツアーにも参加する様になります。

そして、転機が訪れます。プロツアーでの活躍も認められ世界選手権蘇州大会のダブルスに森薗政崇選手とのペアで選出されました。

信じられないですが、初めての世界選手権でも臆する事なく実力を発揮し準々決勝まで進出します。そして、中国のエースダブルス張継科選手、許听選手ペアと対戦します。

すごい事ですが、世界No.1のダブルス相手に、セットカウント3-3の10-8まで追い詰めます。惜しくも逆転を許し敗戦しましたが日本の卓球ファンに大きく希望を与えた試合でした。

敗戦しましたが、世界No.1と渡り合ったこの試合を転機に大島祐哉選手は一気に大ブレイクします。

その後の中国オープンでは、ロンドン五輪銅メダリストのオフチャロフ選手(ドイツ)、リオ五輪に内定していた丹羽孝希選手を破ります。そして、極め付けは世界選手権蘇州大会金メダリストの馬龍選手(中国)を3-4まで追い詰めました。

大学生からプロツアーに参加して、卒業するまでに一気に世界ランキング20位を前後まで押し上げ一気にリオ五輪の代表候補まで駆け上がったのです。

リオ五輪代表落選で挫折するも奮起し世界選手権銀メダル獲得!現在は怪我や故障に悩むも再び再起を狙う!

リオ五輪代表候補となった大島祐哉選手でしたが、後一歩のところで同級生の吉村真晴選手に代表の座を奪われてしまいます。

無我夢中で駆け上がってきた大島祐哉選手にとっては一つの挫折になったでしょう。ですが、彼はその挫折はバネに更にレベルアップしていく事になります。

リオ五輪の翌年に開催された世界選手権デュッセルドルフ大会では、再び森薗政崇選手のペアで出場しなんと、決勝進出を果たしました。決勝では惜しくも中国ペアに敗戦してしまいましたが大健闘の成績を残しています。

2019年の全日本選手権では優勝候補筆頭の張本智和選手を倒しシングルス準優勝を果たし、まだまだ若手が台頭する中でも戦える事を広く知らしめました。

しかし、その後は、怪我や故障や苦しみ中々成績を残せずに苦しんで行くことになります。プロツアーでの活躍も減っていき、2020年の全日本選手権では、ベスト16で終わってしまいます。

ですが、これだけは忘れないで下さい。近年では、大島祐哉選手は怪我や故障からも復帰し再起わ図っています。世界トップレベルのフォアハンドは健在なので今後の活躍も期待できるでしょう。

世界ランキング及び成績

世界ランキング

世界ランキング311位(4月24日時点)

成績

2014年全日本学生選抜選手権シングルス優勝
ロシアオープンU-21シングルス優勝
チェコオープンダブルス優勝(森薗政崇ペア)
2015年世界選手権蘇州大会ダブルスベスト8(森薗政崇ペア)
フィリピンオープンシングルス優勝
チェコオープンU-21シングルス優勝
ジャパンオープンU-21シングルス優勝
クロアチアオープンダブルス優勝(森薗政崇ペア)
グランドファイナルダブルス優勝(森薗政崇ペア)
U-21シングルス優勝
ユニバーシアードシングルス準優勝
ダブルス準優勝(森薗政崇ペア)
団体準優勝
2016年世界選手権クアラルンプール大会団体準優勝
ポーランドオープンダブルス優勝(森薗政崇ペア)
ドイツオープンダブルス優勝(森薗政崇ペア)
スウェーデンオープンシングルス優勝
グランドファイナルダブルス準優勝(森薗政崇ペア)
2017年世界選手権デュッセルドルフ大会ダブルス準優勝(森薗政崇ペア)
インドオープンダブルス優勝(森薗政崇ペア)
グランドファイナルダブルス優勝(森薗政崇ペア)
2018年全日本選手権ダブルス優勝(水谷隼ペア)
ワールドカップ団体準優勝
2019年全日本選手権シングルス準優勝

使用用具

ラケット:フォルティウス FT ver.D

ラバー(表面、裏面):Q5

SNS及び公式サイト

Twitter

Instagram

公式サイト

大島祐哉 プレーの特徴

大島祐哉選手のプレーの特徴は一言で言うとフットーワークを生かした快速フォアハンドです。一言だけ付け加えると、このフットワークと快速フォアハンドを更に生かすための工夫が沢山詰め込まれています。

その工夫も大きな特徴となっていますのでそちらも合わせて紹介していきます。下記で大島祐哉選手の試合動画を解説しています。合わせてチェックしてみましょう。

【試合動画解説】丹羽孝希VS大島祐哉を紹介《2022全日本選手権》

  • 大島選手一番の武器!フットワークを生かしたフォアハンド
  • 実は、ここがすごい!安定感抜群のストップ
  • フォアハンドを生かす!トス、コース変幻自在のサーブ

大島選手一番の武器!フットワークを生かしたフォアハンド

大島祐哉選手にとって大事な武器となっているのがフォアドライブです

大島祐哉選手にとってフォアドライブは生命線でもありトップ選手と戦うためには欠かせない武器です。

それ程大事に考えられているフォアドライブですが、何より攻撃力が圧倒的に高いです。日本一と言われる程のスピードを持ち更に回転も相まって打たれたら中々取ることはできません。

また、そのフォアドライブを打ち続ける事ができるだけのフットワークがあり何本でも動き続け攻め続ける事ができます。

近年では、よりフォアドライブを生かすための戦術の部分の強化も図っており、実力アップが期待されます。

実は、ここがすごい!安定感抜群のストップ

実は、大島祐哉選手のストップは非常に優れています

相手のサーブの回転の見極めが正確で、短いサーブであれば殆どのサーブに対してストップする事ができます。

ここだけの話、このレシーブにも秘密があります。ストップはフォアの方がやり易い技術で、大島祐哉選手はレシーブの時にもチキータ以外殆どのレシーブをフォアで処理します。コート全面をカバーできるだけのフットワークがあるのでストップも安定するのです。

このストップが優れている事でダブルスにも定評があります。ダブルスでは如何に正確なストップができるかが重要なため、ストップに長けている大島祐哉選手はダブルスを得意としています。

フォアハンドを生かす!トス、コース変幻自在のサーブ

これだけは忘れないで欲しいのですが、大島祐哉選手はサーブも非常に上手な選手です

サーブが上手なため、得意なフォアハンドに繋げる事ができるのです。

ワンポイントですが、近年チキータをする選手が多いため、大島祐哉選手のサーブにはチキータをされない工夫が詰め込まれています。

その工夫はトスとコースです。トスを変える事で相手のタイミングを崩し、相手の予想していないコースに出し分けます。コースの出し分けは非常に正確で相手を翻弄します。

勿論、回転の分かりにくさも武器となっていますが、ちょっとした相手を崩す工夫が沢山込められているのです。フォアハンド主戦の選手にとってはとても参考になるサーブです。

まとめ:大島祐哉

いかがでしたでしょうか。大島祐哉選手について紹介してきました。大島祐哉とはこんな人物です。

  • 身体能力がピカイチ!日本一速いドライブを放つ選手
  • ダブルスでも活躍!世界選手権ダブルスファイナリスト
  • プレーだけじゃない!卓球界屈指のイケメンプレーヤー

また、大島祐哉選手のプレーの特徴はこちらです。

  • 大島選手一番の武器!フットワークを生かしたフォアハンド
  • 実は、ここがすごい!安定感抜群のストップ
  • フォアハンドを生かす!トス、コース変幻自在のサーブ

最後に一言だけ付け加えますと、現在は故障や怪我の影響でツアーの参加が減り世界ランキング300位台となっていますが、最近は復帰を果たし目の覚めるようなフォアハンド攻撃も健在です。

今後また活躍する選手であり、更にレベルアップする可能性もあるので期待したいですね。

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