この記事をご覧になるあなたは、最近曽根翔選手の活躍が目立ってきており、曽根翔とはどんな選手かより詳しく知りたいと思っているでしょう。
この記事では、下記について紹介しています。
- 【TT彩たま所属】曽根翔とは
- 曽根翔 プロフィール
- 曽根翔 プレーの特徴
また、この記事の結論はこちらです。
- 曽根翔選手は、快速ブルドーザーの異名を持つTリーグで活躍する選手
- プレーは高速のバックハンドが持ち味で得点力の高さは世界でもトップ
この記事を見ることで、曽根翔とはどんな選手か知る事ができ、今後どんな風に活躍していく選手なのかも分かるでしょう。
【TT彩たま所属】曽根翔とは
早速、曽根翔とはどんな選手なのか紹介していきましょう。ここでは下記の内容について紹介していきます。
- 快速ブルドーザーの異名!止まらない攻撃力が持ち味!
- 大学中退!?パリ五輪を目指す
- カレーが美味しいと話題に!実家はカレー屋と卓球場を経営!
快速ブルドーザーの異名!止まらない攻撃力が持ち味!
まず、知っている方も多いと思いますが、曽根翔選手のプレーについて簡単に触れましょう。曽根翔選手は、スピードがあり、一度攻撃し始めたら止まらない様子から「快速ブルドーザー」の異名を持つ選手です。
特筆すべきは、ボールを打つまでのスピードです。勿論、球自体のスピードも速いのですが、ボールを打つタイミングは、男子選手には中々ない速さで打てるのが最大の特徴と言えるでしょう。日本のエースの張本智和選手にスタイルとしては近く、より攻撃的な選手と言えるでしょう。
Tリーグでもその攻撃力が存分に発揮されており、全日本選手権で優勝経験のある、張本智和選手、宇田幸矢選手、及川瑞基選手、戸上隼輔選手らに勝利しています。日本代表選手から見ても怖い選手だと言えるでしょう。
大学中退!?パリ五輪を目指す
曽根翔選手は、今まで愛知工業大学附属の中学や高校で常勝軍団としてチームを牽引し、卒業後もそのまま愛知工業大学に進学していました。ですが、2022年6月20日に大学の中退を発表した事で大きく話題を呼びました。
曽根翔選手の大学中退の理由は、パリのオリンピック出場のため卓球に専念したいと言ったところです。パリ五輪を目指すために大学を中退するというのは中々できる事ではありません。相当な覚悟が伺えます。
現在、曽根翔選手は、シニアの大会で日本代表となった経験は無く、パリ五輪の代表権を獲得するには少し距離がある状態です。ですが、ポテンシャルの高い選手で実力も発揮してきている選手なのでパリ五輪までの限られた期間でどのように成長していくかが非常に楽しみで期待できる選手です。
カレーが美味しいと話題に!実家はカレー屋と卓球場を経営!
実は、曽根翔選手の実家では、カレー屋を経営しており、SNSでも度々話題になっていました。所属しているTT彩たまの選手も何度か訪れたようでとても好評なカレーを提供してくれるそうです。
また、2022年に卓球場をオープンしており、こちらは曽根翔選手のお父さんが運営しています。「S_ONE卓球場」という名前で運営しています。すごく広いスペースの卓球場で、オープンしたばかりですが着々と生徒も増えているようです。
曽根翔の実家、兵庫県の方を訪れた際は、カレー屋や卓球場に訪れてみてはいかがでしょうか。
曽根翔 プロフィール
戦型 | 右シェーク裏裏ドライブ型 |
年齢 | 19歳 |
生年月日 | 2002年12月2日 |
所属 | TT彩たま |
曽根翔 エピソード
- 幼少期からポテンシャルを見せるも、張本智和にタイトルを阻まれる
- Tリーグで全日本王者を立て続けに破り頭角を表す
- 大学を中退しパリ五輪を目指す
幼少期からポテンシャルを見せるも、張本智和にタイトルを阻まれる
曽根翔選手は、兵庫県出身の卓球選手で、一つ上の世代に戸上隼輔選手や宇田幸矢選手、一つ下の世代に張本智和選手と今世界で活躍する選手らの間に挟まれ育った選手です。
そのため、幼少期は中々目立った成績を残すことができずにいましたが、愛知工業大学付属中学校に進学してから全校中学卓球大会でシングルス準優勝など全国レベルでも活躍を始めます。
高校では、コロナ禍によってインターハイが中止となり、目立った活躍をすることはできませんでしたが、高校の全国選抜などでは、後に全日本選手権で優勝する戸上隼輔選手らを破りポテンシャルの高さを見せる事になります。
Tリーグで全日本王者を立て続けに破り頭角を表す
中々、目立った成績を残す事ができていなかった曽根翔選手ですが、徐々にそのポテンシャルの高さを示す事になります。
そのポテンシャルの高さが光ったのがTリーグで、TT彩たまから出場し篠塚大登選手と組んだペアでは、10勝3敗という好成績で2020-2021のベストペア賞を獲得しています。
2021年のシーズンでも、張本智和選手、宇田幸矢選手、戸上隼輔選手、及川瑞基選手など全日本選手権のチャンピオンらを破ってそのポテンシャルの高さを示しています。
大学を中退しパリ五輪を目指す
そして、2022年の6月に曽根翔選手は大学を中退しパリ五輪を目指す決意をしています。日本代表を決める選考会まであと僅かに届かないながらも日本代表を目指し切磋琢磨しています。
日本代表の選手を幾人も破るなどポテンシャルの高さは見せているので今後の活躍には注目が集まる選手です。
世界ランキング及び成績
世界ランキング
最高世界ランキング205位(2019年11月時点)
成績
2017年 | 全国中学校卓球大会 | 男子シングルス 準優勝 |
2018年 | ジュニアサーキット中国オープン | 男子シングルス 優勝 |
ベラルーシオープン | 男子ダブルス 優勝 | |
2019年 | インターハイ | 男子ダブルス 準優勝 |
世界ジュニア選手権 | 男子団体3位 | |
2020年 | 全日本選手権 | 男子シングルスベスト16 |
2021年 | 全日本選手権 | 男子シングルスベスト16 |
使用用具
ラケット:KOKI NIWA
ラバー(表面・裏面):V15 Extra
SNS
曽根翔 プレーの特徴
ここからは、急成長を遂げている曽根翔選手のプレーについて探っていきましょう。勢いのある選手で良いプレーも盛り沢山ですが、その中で際立った特徴を紹介していきます。
- 快速ブルドーザーの異名!高速のバックハンド
- チャンスに繋がる!グリップを握って出すサーブ
- 変幻自在!世界にも通用するチキータ
快速ブルドーザーの異名!高速のバックハンド
そうです、曽根翔選手のプレーの特徴と言えば快速ブルドーザーと言われる程の攻撃力がある高速バックハンドが特徴と言えるでしょう。
曽根翔選手のバックハンドはボール自体のスピードは勿論ですが、打点、つまりタイミングの速さが世界の中でも際立っています。その上、ストレートにも打球する事ができるので何本もノータッチエースを繰り出せます。
高速バックハンドと言うと日本のエースの張本智和選手も挙げられますが、曽根翔選手も張本智和選手のバックに近く、更に攻撃力が高いというのが持ち味と言えるでしょう。曽根翔選手のプレーを支えているバックハンドなので注目です。
チャンスに繋がる!グリップを握って出すサーブ
曽根翔選手と言えば、ラリーに注目されていると思うのですが、実はサーブも上手いです。特徴的なのは、握って出すサーブです。
多くのトップ選手は、サーブを出すときにグリップから指を外して横回転をかけやすくした状態で出すのですが、曽根翔選手の場合はグリップから指を外す事なく握ったまま出すのが特徴的です。
グリップを握ったまま出す事で、縦回転を強くして出す事ができます。ロングサーブを出す時も握ったまま出すので、レシーブする選手はネットミスしないように持ち上げるシーンが多くなります。カウンター系の技術レベルが高い曽根翔選手にはピッタリ合ったサーブと言えるでしょう。
変幻自在!世界にも通用するチキータ
最後に紹介するのは、チキータです。曽根翔選手は、チキータのレベルが非常に高いのですが、優れている点はレシーブだけではなく3球目でもチキータできる点にあります。
サーブからの3球目では、レシーブよりも難易度が高いのですが、曽根翔選手は上手く回転量とスピードのあるチキータをする事ができます。横回転も場合によって入れたりする事ができるので最適です。
また、レシーブの時もどのコースに出されてもチキータする事ができるので相手選手からするとどのコースにサーブを出せば良いか分からなくなります。曽根翔選手にとって、チキータは一つ調子のバロメーターにもなっていると思うので注目して見てみると良いでしょう。
まとめ:曽根翔とは
いかがでしたでしょうか。曽根翔選手について紹介してきました。曽根翔選手は、曽根翔選手は、快速ブルドーザーの異名を持つTリーグで活躍する選手でプレーは高速のバックハンドが持ち味です。
最後に一言だけ付け加えると、曽根翔選手は、オリンピックの代表も十分に狙う事ができる選手なので今後の活躍を追っていきましょう。