岸川聖也とは【プロフィール・世界ランキング・使用用具・特徴】

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参照:https://ja.wikipedia.org/

岸川聖也は、選手として弱小国となっていた日本を世界のトップに押し上げた立役者の一人であり、世界選手権では7大会連続でメダルを獲得しています。現在は、TT彩たまのコーチを務めており来シーズンからの活躍のため選手の育成に励んでいます。

そんな岸川聖也とはどんな人物か、他にもプロフィールや世界ランキング、使用用具、プレーの特徴などを紹介していきます。

岸川聖也とは

参照:https://ja.wikipedia.org/
  • すごい、ロンドン五輪ベスト8!ドイツ留学し日本を世界のトップに押し上げた立役者
  • びっくり、選手からコーチへ!TT彩たまのコーチとして選手を育てる立場へ!
  • 信じられない、日本トップ級の天才的タッチ!現役時代はバックドライブの名手!
  • 卓球教室も運営!トップ選手がコーチを務める岸川聖也卓球スクール!

すごい、ロンドン五輪ベスト8!ドイツ留学し日本を世界のトップに押し上げた立役者

そうです、岸川聖也と言えば、ロンドン五輪でシングルスベスト8に入賞し弱小国となっていた日本を世界のトップへ押し上げた立役者の一人です

中学生の頃に強化選手となり坂本竜介と共にドイツへ留学し力を磨きました。

現在では、学生が度々ドイツのブンデスリーグに参戦し武者修行する流れが定着しつつありますが、最初に留学したのが岸川聖也です。

選手時代は日本のエース水谷隼選手と長く共に戦いダブルスでは世界選手権銅メダルに輝き団体戦も合わせると7大会連続でメダルを獲得した実績を持ちます。

びっくり、選手からコーチへ!TT彩たまのコーチとして選手を育てる立場へ!

2018年に日本国内でもプロリーグであるTリーグが開幕され岸川聖也は選手としてTT彩たまに所属していました

1stシーズンは選手として試合にも出場し活躍していました。

ですが、2020年の全日本選手権を最後に選手を引退しコーチとして専念する事を公表し卓球界を驚かせました。

現在はTT彩たまでコーチを務めています。TT彩たまでは神巧也選手や英田理志選手など大ブレイクする選手が多いですが、その選手らの活躍には岸川聖也の陰の活躍によるところもあります。

今後コーチングによってTT彩たまが更なる成長を遂げる可能性が高いので注目です。

信じられない、日本トップ級の天才的タッチ!現役時代はバックドライブの名手!

岸川聖也は現役時代バックドライブの名手として名を馳せていました。

当時はバックハンドに関する知識も少ない中早い段階で取り入れており、世界で活躍する最大の要因だったとも言えます。

また、タッチは日本トップ級とも言われており、その繊細な感覚によってレシーブを得意としておりダブルスでの活躍が目立ちました

信じられないようなプレーも多く、現役時代は世界のトップ選手である馬龍選手(中国)やティモボル選手(ドイツ)を倒した実績を持っています。

卓球教室も運営!トップ選手がコーチを務める岸川聖也卓球スクール!

岸川聖也は現在、TT彩たまの所属であると同時に株式会社ファーストの所属でもあります。

株式会社ファーストが運営する岸川聖也卓球スクールのオーナーを勤めており、卓球教室も開催しています。

岸川聖也卓球スクールでは、元日本代表の大矢英俊選手等がコーチを勤めており、卓球教室の中でも随一の実力を持ったコーチ陣を誇っています

平井店と有明店があり、今後卓球スクールについてもどのような動向になるか注目が集まります。

岸川聖也 プロフィール

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プロフィール

戦型右シェーク裏表ドライブ型
年齢33歳
生年月日1987年5月21日
身長168cm

エピソード

  • すごい、幼少期から全国で活躍し頭角を表す!中学3年生でドイツ留学しインターハイは日本人初の3連覇達成
  • プロとして迎えた北京五輪は惜しくもメダル獲得を逃すも、翌年の世界選手権では12年ぶりにダブルスのメダル獲得
  • 団体、ダブルスと世界選手権ではメダルの連続!集大成となるロンドン五輪ではベスト8に進出
  • 選手から指導者の道へ!全日本選手権を最後に引退!TT彩たま、ナショナルチームのコーチ就任

すごい、幼少期から全国で活躍し頭角を表す!中学3年生でドイツ留学しインターハイは日本人初の3連覇達成

僕が卓球をやり始めたのは、5才くらいの時からです。元々僕の両親も卓球をやっていて、4つ上の兄も小さい頃から卓球をしていました。最初は卓球が好きというわけではなくて、卓球なんかやりたくないという気持ちもありました。

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岸川聖也は、5歳から卓球を始めたということですが、幼少期からその類稀なるセンスを武器に活躍していました。小学生時代は、全日本選手権バンビ(1,2年生)の部とホープス(5,6年生)の部で優勝を果たしています。

中学校3年生の頃からはドイツへ留学したんですが、苦労しましたね。最初は言葉もわからないし、しゃべれない、食事をするにもすごく苦労したのを覚えています。和食がすごく恋しくなりました(笑)。卓球の練習は、毎日5~6時間していました。

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中学3年生になると、日本のジュニア強化選手に選出され日本のジュニアとしては初の卓球海外留学をして実力を磨きました。海外に留学し力を磨く体制は現在の日本でも引き継がれており、弱小国からトップ争いに加わることになった最大の要因でもあります。

在学中日本人として初めて夏のインターハイの男子シングルスで3連覇を達成した。

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インターハイで優勝した高校1年生のときは、“絶対3連覇してやる!”という気持ちでした。実際、高校3年生で、3年連続優勝が実現したとき、日本人として初だったこともあって、とても嬉しかったです。今思えば、学生時代に苦労やつらい思いを耐えて乗り越えてきたからこそ、実現できたんだと思います。

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力を磨いた岸川聖也は1年生にしてインターハイを優勝します。下の世代には水谷隼選手など強いライバルがいる中、日本人としては初のインターハイシングルス3連覇を達成します。

インターハイシングルスを3連覇したのは、中国からの留学生である宋海偉選手(吉田海偉)、石川佳純選手のみで恐るべき偉業だったと身に沁みます。本人もとても感動したようです。

「自分では泣くと思っていませんでしたが、自然に涙が出ました。吉田安夫監督(青森山田高)のところに握手に行ったら、吉田監督が大泣きしていましたし、ベンチに戻ると橋津監督も泣いていました。チームメートは最後まで大声で応援してくれましたし、僕はとにかくみんなの気持ちがうれしくて……(卓球レポート2005年10月号より抜粋)」

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プロとして迎えた北京五輪は惜しくもメダル獲得を逃すも、翌年の世界選手権では12年ぶりにダブルスのメダル獲得

高校3年生の時に、プロに入ったほうが自分のレベルアップに繋がると考えて、プロになろうと自分で決めました。

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驚くべき事に、岸川聖也は高校3年になると大学には進学せずプロになります。当時は、実力者が高校を卒業すると大学若しくは実業団に入る事が一般的でプロ卓球選手は殆どいませんでした。

卓球の選手につくスポンサーも少なかった筈なので、当時は相当に苦労も多かった事でしょう。

北京オリンピックでは、あともうちょっとというところでメダルを逃してしまいましたが、次のオリンピックでは絶対メダルを取れるように頑張ります。

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北京五輪では、大会で銀メダルを獲得した強国のドイツに2-3と惜しくも敗退してしまいます。しかし、ラストでも岸川聖也がエースのティモボル選手に2-3と肉薄し以前までの弱小国でない事を広く知らしめました。

2009年 横浜で開かれた世界卓球選手権において、水谷隼とのダブルスで銅メダルを獲得。

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プロになって実力を伸ばした岸川聖也は横浜で開催された世界選手権で輝かしい実績を残します。長くペアを組んでいた水谷隼選手とのダブルスで12年ぶりの銅メダルを獲得しました。

団体、ダブルスと世界選手権ではメダルの連続!集大成となるロンドン五輪ではベスト8に進出

また、同年10月のイングランドオープンでは格上である陳衛星、陳玘、ティモ・ボルを破りベスト4入りを果たした。2009年のアジア選手権団体決勝の中国戦にて3番手で出場し、当時世界ランク2位の馬龍をストレートで下す大金星をあげた。

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岸川聖也はその後も着実に力を伸ばし大ブレイクを果たします。現在でも世界のトップで活躍するティモボル選手(ドイツ)と馬龍(中国)を破り世界のトップ選手相手にも戦える程の実力に成長しました。

2011年 ロッテルダムで開かれた世界選手権において、福原愛との混合ダブルスで銅メダルを獲得。

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岸川聖也は日本の主軸選手として成長し団体、ダブルス共に活躍していきました。特にダブルスでは力を発揮し福原愛とのペアでも世界選手権銅メダルに輝きました。

そして、その後の世界選手権ドルトムント大会や、パリ大会でもメダルを獲得し、信じられないことに7大会連続でメダルを獲得しています。

2012年ロンドンオリンピック男子シングルスに第12シードとして3回戦から登場し、パナギオティス・ギオニス(ギリシャ)を4-3で下すと、4回戦で第7シードの呉尚垠を4-1で下して準々決勝に進出し、第2シードの王皓に0-4で敗れたものの日本の男子選手では史上初のシングルス5位入賞。

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そして、集大成となるロンドン五輪ではエースの水谷隼選手が敗戦する中、強敵を倒し男子の日本史上初のベスト8に進出します。

選手から指導者の道へ!全日本選手権を最後に引退!TT彩たま、ナショナルチームのコーチ就任

このたび、岸川聖也(キシカワセイヤ)が選手兼コーチとなる契約に合意いたしました。

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ロンドン五輪後も世界選手権やプロツアーで活躍を続けていた岸川聖也でしたが、次第に第一線からは退くようになっていきます。

その中で、2018年にTリーグが開幕し、選手兼コーチとしてTT彩たまに契約する事になります。

2019年からはナショナルチームのコーチにも選出され、ツアーではかつてのダブルスパートナーである水谷隼選手のベンチにも入り、良い成績を収めています。

2020年(令和元年度)全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)、大会3日目、岸川聖也(ファースト)が男子シングルス2回戦で敗れ、自身の最後となる全日本の全日程を終えた。

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そして、2020年の全日本選手権を最後に選手として引退します。その後は、コーチに専念していく方針のようです。岸川聖也がコーチを務めるTT彩たまは3rdシーズン4位と不振に終わってしまったため来シーズンに再起を図ります。

岸川聖也の今後の動向についても注目が集まる次第です。

最高世界ランキング及び成績

最高世界ランキング

最高世界ランキング16位(2011年12月時点)

成績

2003年インターハイシングルス優勝
世界ジュニア選手権ダブルス優勝(村守実ペア)
2004年インターハイシングルス優勝
世界ジュニアサーキットファイナルシングルス優勝
世界ジュニア選手権ダブルス優勝(水谷隼ペア)
2005年全日本選手権シングルスベスト4
インターハイシングルス優勝
2007年全日本選手権ダブルス優勝(水谷隼ペア)
2008年全日本選手権ダブルス優勝(水谷隼ペア)
世界選手権広州大会団体3位
北京オリンピックシングルス出場
団体5位
2009年全日本選手権ダブルス優勝(水谷隼ペア)
ジャパントップ12シングルス優勝
世界選手権横浜大会ダブルス3位(水谷隼ペア)
チャイナオープンダブルス優勝(水谷隼ペア)
ジャパンオープンダブルス優勝(水谷隼ペア)
アジア選手権団体2位
ダブルス3位(福原愛ペア)
2010年全日本選手権ダブルス優勝(水谷隼ペア)
世界選手権モスクワ大会団体3位
2011年世界選手権ロッテルダム大会混合ダブルス3位(福原愛ペア)
ジャパンオープンシングルス優勝
2012年全日本選手権ダブルス優勝(水谷隼ペア)
世界選手権ドルトムント大会団体3位
ロンドンオリンピックシングルスベスト8
グランドファイナルダブルス2位(丹羽孝希ペア)
2013年世界選手権パリ大会ダブルス3位(水谷隼ペア)
2014年世界選手権東京大会団体3位

使用用具

ラケット:ZX-GEAR OUT

ラバー(表面・裏面):V15 エキストラ

SNS

Twitter

Instagram

まとめ:岸川聖也

いかがでしたでしょうか。岸川聖也について紹介してきました。岸川聖也とはこんな人物です。

  • すごい、ロンドン五輪ベスト8!ドイツ留学し日本を世界のトップに押し上げた立役者
  • びっくり、選手からコーチへ!TT彩たまのコーチとして選手を育てる立場へ!
  • 信じられない、日本トップ級の天才的タッチ!現役時代はバックドライブの名手!
  • 卓球教室も運営!トップ選手がコーチを務める岸川聖也卓球スクール!

最後に一言だけ付け加えると、岸川聖也は卓球の海外留学のパイオニアとして実力を磨き日本を牽引してきました。そして、次はコーチとして日本を支える立場になっていきます。

コーチとしての期間はまだ少ないですが、選手としての実力は高かった選手なのできっとこれからもコーチとして活躍してくれる事でしょう。

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