この記事をご覧になるあなたは、最近吉山僚一選手の活躍が目立ってきており、吉山僚一とはどんな選手かより詳しく知りたいと思っているでしょう。
この記事では、下記について紹介しています。
- 【愛知工業大学名電高校所属】吉山僚一とは
- 吉山僚一 プロフィール
- 吉山僚一 プレーの特徴
また、この記事の結論はこちらです。
- 吉山僚一選手は、将来性十分のジュニア世代を牽引する選手
- デカイのに上手さが際立つテクニックが持ち味の選手
この記事を見ることで、吉山僚一とはどんな選手か知る事ができ、今後どんな風に活躍していく選手なのかも分かるでしょう。
【愛知工業大学名電高校所属】吉山僚一とは
早速、吉山僚一とはどんな選手なのか紹介していきましょう。
将来性十分!ジュニア世代で期待の選手!
吉山僚一選手は、一言で言うならば今ジュニア世代で最も力のある選手です。全国でトップの愛知工業大学付属名電高校のエースとしてジュニア世代を牽引している選手です。
全国中学卓球大会、全日本選手権ジュニアの部などの大会で強敵を破り優勝しただけではなく、全日本選手権一般の部でも前年に優勝している及川瑞基選手を破り上位進出を果たす等勢いもある選手です。国際大会への出場もするようになっており、今後益々力をつけていく事が期待される選手です。
デカイのに上手い!?テクニックが持ち味の選手
まだまだ、この記事を読んでいる方の中にも吉山僚一選手を詳しく知らない方もいるでしょう。そんな方に吉山僚一選手がどのようなプレーヤーか一言で伝えるならデカイのに上手い選手ということです。
吉山僚一選手は、174cmと卓球選手の中では比較的長身の選手で体つきも良いタイプです。そのように体格が良い選手は通常、パワーで押す卓球スタイルの選手が多いですが、吉山僚一選手は、パワーは勿論、テクニックやスピードで戦える選手です。
2022年に行われた全日本選手権ジュニアの部では優勝候補と言われていたスピードに定評のある松島輝空選手をスピードとテクニックで完全に上回り下げさせる形で勝利しポテンシャルの高さを示しました。これまでの選手とは一味違った戦い方ができる選手です。
吉山僚一 プロフィール
吉山僚一 プロフィール
戦型 | 右シェーク裏裏ドライブ型 |
年齢 | 18歳 |
生年月日 | 2004年7月16日 |
所属 | 愛知工業大学附属名電高校 |
吉山僚一 エピソード
中学2年生で愛工大名電中学へ進学!全中、全日本選手権ジュニアの部を立て続けに制覇
吉山僚一選手は、埼玉県の出身で小学生の頃からTC中原で実力を伸ばしてきました。一度地元の中学校に進学するも中学2年生になったタイミングで名門愛知工業大学附属名電中学校へ進学しました。
進学後はメキメキ実力をつけ、中学3年生の頃には全国中学卓球大会でシングルス優勝、全日本選手権ジュニアの部で中学生ながら高校生達を破り優勝と立て続けにビッグタイトルをものにしました。中学生で全日本選手権ジュニアの部を優勝する選手は稀なので一気に注目を集めました。
再び全日本選手権で注目を浴びる!前年の全日本チャンピオンを撃破!
中学3年生で全日本選手権ジュニアの部を優勝し敵無しかにみえた吉山僚一選手ですが、その翌年の全日本選手権ジュニアの部は勝ち上がる事ができず早々に敗退し、コロナ禍で大会も殆ど無かったため目立った成績を残す事ができていませんでした。
そんな吉山僚一選手が再び脚光を浴びたのがその更に翌年の2022年の全日本選手権です。ジュニアの部で期待のホープ、松島輝空選手を破り優勝を果たすとシニアの部でも、前年の全日本選手権優勝者の及川瑞基選手を破りました。
及川瑞基選手は、あまり取りこぼしのない選手でTリーグでもかなりの数の連勝記録を重ねており、その及川瑞基選手に勝利した事で吉山僚一選手はかなり注目を集めました。シニアの部でもランク入りを果たし今後の成長性に皆が期待しています。
世界ランキング
世界ランキング134位(2022年7月時点)
成績
2019年 | フランスジュニア&カデットオープン | U15男子シングルス準優勝 |
台湾ジュニア&カデットオープン | U18男子シングルス準優勝 | |
2020年 | 全国中学校卓球大会 | 男子シングルス優勝 男子団体優勝 |
全日本選手権 | ジュニアの部優勝 | |
2022年 | 全日本選手権 | ジュニアの部優勝 |
用具
吉山僚一 プレーの特徴
ここからは、急成長を遂げている吉山僚一選手のプレーについて探っていきましょう。勢いのある選手で良いプレーも盛り沢山ですが、その中で際立った特徴を紹介していきます。
チャンスメイクから一撃必殺まで!コンパクトなバックハンド
吉山僚一選手のプレーを説明する上で無くしてあり得ないというのがバックハンドです。かなりコンパクトなスイングで男子選手の中では最も小さいスイングなのではないかという程です。
チキータにしろ、バックドライブにしろコンパクトなスイングで打球できるので相手はコースが読みにくく、その上戻りも早いので次から次に速いタイミングで攻撃を仕掛ける事ができます。打点の速さを意識したバックと、ボール自体のスピードを意識したバックどちらもコンパクトで打てるのが強みでしょう。
超高速!ライジングのフォアハンド!
吉山僚一選手のストロークポイントとしてもう一つ挙げられるのがフォアハンドです。吉山僚一選手のフォアハンドは打点が非常に速く、バウンド直後を打球するライジングです。
男子選手でライジングで打球する、更にはフォアハンドでライジングで打球する男子選手は殆どいません。その中で吉山僚一選手は、ライジングで打球しており、リスクが高くなる分高い得点力を持ちます。
現在は、ここまでライジングで打球する選手は少ないですが、タイミングを早くしたりする事は世界のトレンドになっているのでやがて吉山僚一選手のようなライジングのフォアハンドをトップ選手が取り入れてもおかしくありません。それぐらい先取りしたようなプレーです。
まとめ:吉山僚一とは
いかがでしたでしょうか。吉山僚一選手について紹介してきました。吉山僚一選手は、吉山僚一選手は、ジュニア世代を牽引する実力派の選手です。デカイのに上手い卓球が持ち味でテクニックで相手を翻弄するプレーが持ち味です。
最後に一言だけ付け加えると、吉山僚一選手は、他の選手よりも更に速いライジングのプレーを得意としており、他の選手にはない武器を持っているので今後更なる活躍が期待できます。プレーに注目しながら今後の活躍を追っていきましょう。