あなたが、個人若しくは法人で開業したらバーチャルオフィスやレンタルオフィスの利用がおすすめです。ですが、この二つ、違いをしっかり理解しておかないと損に繋がる事も。
このページでは、バーチャルオフィスとレンタルオフィスの違いを分かりやすく紹介していきます。
Contents
分かりやすく紹介!バーチャルオフィスとレンタルオフィスの違いとは
早速、バーチャルオフィスとレンタルオフィスの違いについて紹介していきましょう。双方の違いは簡単に説明すると、レンタルオフィスは賃貸に近くオフィス自体を借りるのに対し、バーチャルオフィスはオフィスの仕事場を取り除いた住所のみを借りるサービスです。
つまり、仕事場を伴うか伴わないかの差が違いとなっている訳です。バーチャルオフィスは基本的に登記の利用に使われ、レンタルオフィスでも住所を借りて登記は可能ですが、中には登記手続きはできないレンタルオフィス会社もあるので事前に確認しましょう。
住所を借りる事に加え、オフィス家具を使用できるレンタルオフィスの方がサービスは良いですがその分利用料金も高くなります。下記でバーチャルオフィスとレンタルオフィスの違いを比較表にまとめていますのでご確認下さい。
バーチャルオフィスとレンタルオフィスの違いを比較表で分かりやすい紹介!
種類 | バーチャルオフィス | レンタルオフィス |
---|---|---|
月額料金 | 数千円〜 | 数万円〜 |
住所利用 | 可能(他の利用者と住所が重複する場合あり) | 可能 |
登記の可否 | 可能 | 可能 |
オフィススペースの可否 | オフィススペースはない場合が多い | 可能 |
レンタル会議室 | 可能(用意されていない場合も) | 可能 |
郵便物の管理 | 可能 | 可能 |
審査基準 | 通りやすい | やや通りにくい |
常駐の受付スタッフ | いない事が多い | 基本的に常駐 |
住所貸しがメイン!バーチャルオフィスとは
ここからは、住所を安く借りる事ができるバーチャルオフィスのサービスをより詳しく紹介していきます。メリットやデメリットも紹介していきますので是非ご覧ください。
- 安く住所を借りられる!バーチャルオフィスとは
- バーチャルオフィスのメリットとデメリット
- バーチャルオフィス利用に向いている方はこちら
安く住所を借りられる!バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスとは、安い金額で住所を借りる事ができるサービスです。通常、都心部でオフィスを借りると安くても十万円以上の費用がかかりますがバーチャルオフィスであれば都心部の住所が数千円からで利用する事ができます。
ただ、あくまでも借りる事ができるのは住所のみなのでオフィス部分の仕事場は基本的に利用する事ができません。バーチャルオフィスの会社が抱えている物件の一つを不特定多数のユーザーで使い回す形です。そのため、同じ住所利用者が多数いる事になります。
また、バーチャルオフィスの利用すると届いた郵便物の保管や転送サービスや電話転送サービス等オプション機能もあるので上手く活用すればお得に利用する事ができるでしょう。
バーチャルオフィスのメリットとデメリット
バーチャルオフィスは、住所貸しのサービスですが、勿論メリットとデメリットがあります。そちらを理解して利用する事で損する事は無くなるでしょう。ここからは、バーチャルオフィスのメリット、デメリットを紹介していきます。
とにかく安い!バーチャルオフィスのメリットはこちら
- 安い金額で都心部の住所を借りる事ができる
- 安全安心!プライバシーの保護になる
そうです、バーチャルオフィスのメリットとして大きいのは、安い金額で都心部の住所を利用する事が出来る事です。バーチャルオフィスであれば月々数千円からで利用する事ができます。
都心部の住所があるとビジネスチャンスにもつながり安く、またその住所で法人登記やホームページに所在地として公開できるようになります。
また、バーチャルオフィスを利用する事でプライバシーの保護にもなります。自宅を仕事場にしていてサービスを提供しているとホームページに自宅住所等を公開しなくてはならなくなります。
サービスを提供しているとトラブルに繋がる事もあるので不安ですよね。バーチャルオフィスの住所を利用すれば自宅住所を公開する必要が無くなり安心感を得られるのもバーチャルオフィスのメリットです。
同じ住所が何人も!バーチャルオフィスのデメリット
- 同じ住所が何人も!?住所が重複し信用を落とす可能性も
- 審査落ちや許認可が取れない事に繋がる可能性も
バーチャルオフィスで最大のネック要素となるのが、住所が重複してしまう事です。バーチャルオフィスは、一つの物件を複数のユーザーが利用するサービスなので同じ住所の方が何人にもなります。
そのため、住所で検索すると幾つもの業者が出てくるためバーチャルオフィスを利用している事はすぐに分かってしまいます。時にはバーチャルオフィスを利用していると実在するオフィスを持っていないという事で信用を落とす可能性もあります。
また、融資や補助金の申請する際にはバーチャルオフィスを利用している事をしっかり伝える必要がありますがその場合も審査に落ちる可能性が高くなりやすいです。
実在するオフィスが無いのは審査にはネック要素となり、その上バーチャルオフィスでは許認可されず開業できない職種もあります。自身の仕事の環境とマッチしているかしっかり確認してから利用するのが良いでしょう。
バーチャルオフィス利用に向いている方はこちら
- プライバシー保護にも繋がる!自宅で作業する事が多い方!
- チャンスに繋がる!?利用するサービスに格を持たせたい方!
最もおすすめであるのが、自宅で作業する事が多い方です。自宅で作業できるのであればオフィス自体は必要無く住所だけ借りられるバーチャルオフィスは大変コスパが良いものになります。
バーチャルオフィスを利用する事でプライバシー保護にも繋がります。また、自宅がマンションだと管理上登記できない場合もあるのでその際にもバーチャルオフィスは役立つと言えるでしょう。
他にも、ビジネスチャンスを広げたい方にもおすすめです。都心部の住所を所在地として公開できるようになるためサービスには格も付きますし、btobの取引でも役立つでしょう。人と情報は都心部に集中するのでその場合もバーチャルオフィスの利用がおすすめです。
効率的に働ける!レンタルオフィスとは
賃貸よりも効率的に働く事ができるレンタルオフィスとはどんなサービスなのかより詳しく紹介していきます。メリット、デメリットも紹介しますので是非ご覧ください。
- 賃貸より安い!レンタルオフィスとは
- レンタルオフィスのメリットとデメリット
- レンタルオフィスの利用に向いている方
賃貸より安い!レンタルオフィスとは
レンタルオフィスとは、オフィスの一角を借りる事ができるサービスです。借りたオフィスは一般的に住所は所在地としてホームページに公開する事ができたり、法人登記に利用する事もできます。
通常の賃貸に比べて、既にオフィス家具が揃った状態で借りる事ができるため契約できたらすぐに業務を開始する事ができます。また、オプションで会議室をレンタルしたり、コピー機等のオフィス用品も使用できるので大変便利です。
スペースも大小様々なので自身に合ったレンタルオフィスを利用する事ができます。初期費用や余分なスペースは使わない事でコスト削減になるため通常のオフィスより安く便利に活用する事ができます。
レンタルオフィスのメリットとデメリット
レンタルオフィスにもメリットとデメリットがあります。メリットとデメリットを理解すれば損する事なく利用する事ができる筈なので是非確認しておきましょう。
必要な分だけ使用し働ける!レンタルオフィスのメリット
- 安く済ませられる!必要な分だけ使用し働けるのでコスパ良し!
- 初期費用は殆ど無し!すぐに業務スタートできるのがメリット!
そうです、レンタルオフィスのメリットとして大きいのは必要な分だけ使用して働くことができる点にあります。そのため、コスパ良く働く事ができます。
作業スペースは必要な分だけ使用し、他に必要なオフィス用品があればオプションとして追加できるので無駄が無い働き方ができます。
レンタルオフィスの大きいメリットとしては別にもあります。それは、初期費用を抑える事ができ、すぐに業務スタートできる事にあります。
賃貸で物件を契約すると、最初に敷金・礼金がかかり内装費用もかかりますがレンタルオフィスであれば初期費用は殆どありません。それに加え、既にオフィス家具も揃った状態なのですぐに業務をスタートする事ができるようになります。
場合によってはコストが嵩む事も!レンタルオフィスのデメリット
- 使い過ぎに気をつけよう!オプションを活用するとコストが嵩む事も!
- アレンジできない!内装の改装は不可!
レンタルオフィスにもデメリットはあります。それは、コスト面です。レンタルオフィスも人数を増やして通常オフィスと同程度の広さや環境を用意しようとするとコストは高くなり通常の賃貸よりも高くなる事もあります。
一人用のレンタルオフィスでしたら非常に安いですが、複数人で使用したい場合は高くなりやすいので利用の際は注意が必要です。
また、レンタルオフィスはオフィス自体を借りているため内装を回想する事はできません。通常の賃貸とは違い、アレンジしたくてもできないので注意しましょう。
更に、レンタルオフィスの契約を終了し出て行く時には原状回復でクリーニングをしてから出なければなりません。通常の賃貸より安くは済みますがその点も考慮してレンタルオフィスを利用しましょう。
レンタルオフィスの利用に向いている方
- コスパ良し!個人で働くフリーランス
- すぐに業務スタートできる!スタートアップ企業
そうです、まずフリーランスとして個人で働く方にとってはレンタルオフィスは最もおすすめと言えるでしょう。
机と椅子が一つだけの個室スペースもあり、賃貸では考えられない程の安さでオフィスをレンタルすることもできます。登記する事もできるので法人化の際にも問題ありません。
また、スタートアップ企業にもおすすめです。レンタルオフィスは初期費用も少なく、契約したら数日後には業務スタートできます。急いで仕事をしたい方にもレンタルオフィスは友好的と言えるでしょう。
まとめ:バーチャルオフィスとレンタルオフィスの違い
いかがでしたでしょうか。バーチャルオフィスとレンタルオフィスの違いについて紹介してきました。最後に振り返っていきましょう。
レンタルオフィスは既にオフィス家具を用意されたスペースと住所を貸し出すサービスです。一方のバーチャルオフィスは住所のみを貸し出すサービスなのでレンタルオフィスよりも安く済みます。
つまり、違いは仕事場となるスペースを伴うか伴わないかです。バーチャルオフィス、レンタルオフィス共に上手く活用すればお得に利用できるサービスなのでご自身の環境に合ったものを選んで活用しましょう。